こちらの記事でわかることを紹介させていただきます。
- ヒゲを永久脱毛する方法
- ヒゲ脱毛における費用や期間・必要回数について
- 永久脱毛のメリット・デメリット
男性の永遠のテーマでもあるヒゲ。毎朝剃っても、夕方にはうっすらとヒゲが生えてくる・・。そんな経験をしている方多いのではないでしょうか?
筆者は、某美容クリニックにて美容看護師として働いていますが、近年ヒゲ脱毛をしたい!と来院されている男性が増えている印象です。
ヒゲ脱毛をすることで、毎朝の時間短縮、ヒゲが原因である肌トラブルも減少するのでおすすめですよ。
ヒゲ脱毛で、毎日のお悩みを解消していきましょう!
目次
ヒゲを永久脱毛する方法
ヒゲ脱毛において永久脱毛できる方法とそうでない方法があることご存じでしょうか?
「ヒゲの永久脱毛って、どの脱毛機械で施術しても変わらないのでは?」
そう思われている方も多いかもしれません。残念ながら、選ぶ脱毛機械によって永久脱毛ができるのかそうでないかが決まるのです。
ヒゲ脱毛の永久脱毛できる方法は2種類のみになります。
- 医療レーザー脱毛
- 美容電気脱毛(ニードル脱毛)
ヒゲ脱毛ができる店舗は、エステサロンや脱毛サロン、医療脱毛を提供しているクリニックがあります。
せっかく、ヒゲ脱毛するのであれば、それぞれの店舗で取り扱っている機械の特徴を知り、納得した上で脱毛機械を選べるのがベストですよね。
ここで、光脱毛(フラッシュ脱毛)・医療レーザー脱毛・美容電気脱毛の特徴をみてみましょう。
エステサロン・脱毛サロンで提供している光脱毛(フラッシュ脱毛)って?
エステサロンや脱毛サロンで提供しているヒゲ脱毛は、光脱毛(フラッシュ脱毛)と呼ばれているもので、永久脱毛とは異なります。
光脱毛(フラッシュ脱毛)とは、肌に光を当てることで、毛根を弱らせること。
サロンで使用されている光脱毛(フラッシュ脱毛)は、医療用脱毛器とは異なり、照射パワーが弱く、体毛を成長させる発毛組織である(毛母細胞)を破壊することができないのです。
光脱毛(フラッシュ脱毛)で体感できるのは、減毛効果。
一時的に、体毛を減らすことはできても、永久脱毛をすることはできません。
医療脱毛クリニックで提供しているレーザー脱毛って?美容電気脱毛(ニードル脱毛)との違いは?
医療レーザー脱毛とは、医療用のレーザーを肌に当てることで、毛の濃い部分(メラニン色素)に反応して、熱を発生させることで毛根と発毛組織(毛母細胞)を破壊することができます。
医療レーザーは、高出力の照射となるため、施術は医師免許・看護師免許を持った医療従事者が行います。
万が一、肌トラブルが起こった場合には、医師や看護師が迅速な対応をしてくれますので、安心ですね。
一方、美容電気脱毛(ニードル脱毛)は、毛穴に針を差し込み電流を流すことで毛根と発毛組織(毛母細胞)を破壊する施術のことです。
医療レーザー脱毛は、濃い部分(メラニン色素)に反応をするレーザーなので、白髪には反応しません。
その点、美容電気脱毛(ニードル脱毛)では、白髪にも施術ができます。
白髪になっているヒゲを脱毛したい場合は、美容電気脱毛が適していますよ。
医療レーザー脱毛とニードル脱毛では、毛根へのアプローチ方法が異なります。
共通しているのは、毛根と発毛組織(毛母細胞)を破壊すること。
この点が光脱毛(フラッシュ脱毛)と異なっており、永久脱毛できるかの差となるのです。
ヒゲ脱毛の費用や期間・回数
永久脱毛ができるのは、医療レーザー脱毛か美容電気脱毛の2種類となりますが、どちらも一回で永久脱毛完了!ではありません。
毛の周期に合わせて脱毛を数回繰り返す必要があります。
脱毛には、【毛周期】が深く関係しており、切っても切れない関係です。
ここから、毛周期とサイクルについて簡単に説明させていただきます。
脱毛には【毛周期】が密接に関係している!
体毛には、「毛周期」と呼ばれる一定の毛のサイクルがあります。
「毛周期」は、【休止期】【成長期】【退行期】の3つのサイクルで成り立っています。
2~3か月の周期で、この3つのサイクルを繰り返しているのです。
レーザー脱毛や美容電気脱毛において【成長期】と言われる毛にしか反応をしません。
【成長期】と呼ばれる毛は全体の1~2割程度。
一回の施術で1割~2割程度の脱毛効果ですので、少なくとも5回は脱毛照射が必要になります。
毛周期から考える、ヒゲ脱毛において必要な脱毛期間
レーザー脱毛も美容電気脱毛も、成長期のヒゲのみに効果が得られます。
一度脱毛したら、次の毛根が育ち成長期になるまでに待つ必要があるので、1か月半~2か月程度期間を空けて次の脱毛予約をしてください。
大体、2か月程度期間を空けると考えると、約1年で6回のヒゲ脱毛ができるという計算になります。
ヒゲ脱毛にかかる費用
大手のメンズサロン、医療脱毛クリニックにおいて打ち出しているヒゲ脱毛プランでは、「ヒゲ全体脱毛」や「鼻下+顎+顎下」など気になる部分をセレクトする脱毛プランが多いようです。
ヒゲ全体の脱毛はもちろん、顎のみ鼻下だけなど気になる部分をセレクトできるのもいいですよね。
脱毛料金一例
回数 | 医療レーザー脱毛 | 美容電気脱毛 |
5回 (薄くなる・楽レベル) |
3~10万円 | 10~20万円 |
15回 (ツルツル) |
18~20万円 | 25~35万円 |
※選択されるプランによって料金は異なります。
美容電気脱毛については、回数でのご案内より時間制での料金案内や、1本いくらという料金案内をしているサロンもありました。
相場としては、5回が標準として大体10万円前後でヒゲ脱毛施術を受けられる印象です。
ヒゲ永久脱毛のメリット・デメリット
ヒゲの永久脱毛でヒゲがなくなると、第一印象からとても爽やかな印象を与え、清潔感があります。
剃ったあとのチクチク感や青ひげも解消されます。
一見、ヒゲ脱毛にはメリットだらけに思えますが、もちろんデメリットもあります。
ヒゲの永久脱毛をする上で、メリットもデメリットも理解したうえで納得して施術を受けてくださいね。
ヒゲの永久脱毛のメリット
①毎日のヒゲ剃りから卒業できる
ヒゲの永久脱毛を考えている方は、毎日のヒゲ剃りが面倒に感じている方が多いのではないでしょうか。
毎日のヒゲ剃りから卒業できるのが一番のメリットとも言えます。
ヒゲが与える見た目の第一印象の影響はかなり大きいです。
青ひげや剃り残しからも解放されるので、ストレスフリーにもなりそうですね。
毎朝、ヒゲ剃りの時間もなくなりますので、時短にもなりそうです。
②肌トラブルがおきない
ヒゲ剃りをすることで、引き起こすトラブルの代表格といえば「カミソリ負け」「毛嚢炎」です。
「毛嚢炎」は、ニキビの一種のようなものです。
永久脱毛を行えば、ご自身でヒゲ剃りをする必要もなくなるので、肌トラブルからも解放されます。
③若返り、清潔感がでる
ヒゲ脱毛をすることで、顔全体の印象が若返る方が多いです。
ヒゲがないことで、清潔感もでるので、外回りをする営業マンの方にもおすすめです。
実際に、筆者が担当した患者さんも【清潔感を重視したい】とヒゲ脱毛の施術を受けることを決められた方もいらっしゃいます。
ヒゲ脱毛のデメリット
ここからは、ヒゲ脱毛のデメリットについて説明していきます。
①強い痛みがある
先ほどもお伝えしたように、ヒゲ脱毛にはエステサロンでの脱毛や医療脱毛・美容電気脱毛があります。
ヒゲの永久脱毛では、医療レーザー脱毛と美容電気脱毛になりますが、いずれも強い痛みを生じます。
筆者は医療レーザー脱毛時、患者さんへの痛みの例えとして「輪ゴムで強くはじかれたような、パチンとしたような痛み」と説明します。
ヒゲが太く、濃い初回施術が一番痛みが強く、麻酔をつけたいと希望される方が多いです。
脱毛回数を重ねていくこと毛質が細くなり、濃さも軽減されるので、痛みはだんだんと少なくなってきます。
痛みが心配な方は、医療クリニックにおいて表面麻酔クリームや笑気麻酔の使用ができるので痛みが軽減されます。
麻酔は痛みを軽減するものなので、無痛にはなりません。
②ヒゲを生やしたくても、生えてこない
永久脱毛をした部分からは、ヒゲは生えてこなくなります。
今後、ヒゲをデザインして生やしたり伸ばしたりしたいという方には全体ヒゲ脱毛はおすすめしません。
今後、デザインされたヒゲを楽しみたいという方は、希望の形にそって脱毛することが可能です。
1本単位で脱毛ができる美容電気脱毛がおすすめですよ。
③赤みや火傷のリスクがある
高出力のレーザー脱毛になるので、軽い火傷状態となります。
施術後、が、2・3日程度であれば正常な反応です。
医療クリニックでは、施術後の炎症を抑えるために軽度のステロイド剤を処方することがほとんどです。
軽度のステロイド剤を施術範囲に塗ることで、赤みや腫れが落ち着いてきます。
数日経過しても、症状が改善されない場合は施術した店舗に連絡をして必要な処置をしてもらいましょう。
④まとまった費用と永久脱毛まで時間がかかる
永久脱毛は1回の施術で済むものではなく、毛が生え変わっていく周期ごとに施術をすることが望ましいです。
5回前後通うと、自己処理がかなり楽になってきてヒゲの減り具合を実感できます。
ツルツルを目指す場合は、10回程度は目安にしていただく必要があります。
5~6回の施術を受けることを想定すると、必要期間は1年~1年半程度の期間。
ヒゲ脱毛の費用相場は、大体10万前後。選択するプランや部位によっても値段が異なってきます。
気になるサロンやクリニックでカウンセリングを受けていただくのが確実です。
まとめ
ここまで、ヒゲを永久脱毛する方法からメリット・デメリットまでご紹介させていただきました。
ヒゲ脱毛には、赤みや腫れなどのデメリットもありますが、肌トラブルも減少しますしなにより毎日のヒゲ剃りから解放されるのは嬉しいですよね。
この機会にぜひ、ヒゲ脱毛を検討してみてはいかがでしょうか。
参考文献:
参考サイト:ヒゲ脱毛おすすめ医療クリニック