アフィリエイトをこれから始める予定の方が一番最初に悩むポイントとして挙げられるのが、”レンタルサーバー選び”です。
レンタルサーバーは非常に種類も多く、なかなか選べずに前に進めないという方も多いのではないでしょうか。
そこで当記事では以下の3点に焦点を当て、アフィリエイトを始める初心者の方でもしっかりとレンタルサーバーを選べるように解説をしていきます。
- レンタルサーバーとは?どんな種類があるのか?
- アフィリエイト向けのレンタルサーバーの適切な選び方は?
- アフィリエイト向けおすすめレンタルサーバーは?
レンタルサーバーは途中で変更すること(サーバー移転)も可能ですが、非常に手間で無駄な出費をすることにもなり得ます。
初心者だからこそ、レンタルサーバー選びは慎重に行って頂きたいと思います。
レンタルサーバーとは
これからアフィリエイトを始めようと考えている初心者の方が、実際に行動に移し、最初に決めなければならないのが、この”レンタルサーバー”です。
レンタルサーバーとは言葉の通り、「サーバーをレンタルする」ことです。
基本的にはその認識だけ持っておけばアフィリエイトにおいては特に問題はありません。
とはいえ、知識として蓄えておくことも大切ですので、少し詳しく解説をしておきます。
実は自分でサーバーの運営や管理をする事もできます。
しかし、かなり専門的な知識が必要となり、サーバ―を稼働させる電気代(年中稼働)、設置場所の確保も必要になり、アフィリエイトを行うだけに限ればあまり現実的ではありません。
そこで出番になるのが”レンタルサーバー”というわけです。
レンタルサーバー(既に出来上がっている物)を利用する事で、運営・管理は専門業者がやってくれるため、安定して稼働でき、なおかつコストも抑えられます。
レンタルサーバーの仕組みは至って簡単です。
レンタルサーバーを利用してサイトを公開する場合、サイト作成者はデータをまとめてレンタルサーバー業者の運営するサーバーに対して転送します。(これを手軽にしているのがWordPressと呼ばれる機能です)
一方、そのサイトを見たい複数の一般ユーザーは、「レンタルサーバー業者の運用するサーバーにアクセスしサイトを閲覧する事ができる」という仕組みになっています。
つまり我々は知らぬ間に一度サーバーを経由して見たいサイトにアクセスしており、当然レンタルサーバー会社は我々利用者から収益を得ているので、一般ユーザーには費用は発生しない仕組みになっています。
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サーバーの種類
サーバーと言っても、最近は様々な種類のサーバーが出てきており、今現在は以下の4つの種類がメインとなっています。
- 共有サーバー
- 専用サーバー
- VPS(仮想専用サーバー)
- クラウドサーバー
この中でアフィリエイトにおいて大半の方が利用しているのが、”共有サーバー”です。
それぞれについて順番に触れておきます。
なお今後の知識として、そもそもサーバーとは、クライアントと呼ばれるPCやスマホなどのデバイスからのリクエスト(要求)に基づいて、自分の持っている情報を提供(レスポンス)するコンピューターのことを指しています。
たとえば、楽天市場を見たいとします。
するとクライアント(PCやスマホ)を通じサーバーに対して、楽天市場のデータを提供するようにリクエストを行います。
サーバーはそのリクエストに基づき、クライアント(PCやスマホ)に対して該当するデータを提供します。 私たちは一瞬で楽天市場にアクセスしていると思われていますが、実際にはこうしたやりとりが行われ閲覧することができています。
共有サーバー
1台のサーバーを「複数のユーザーで共有して使うサービス」のことです。
基本的にレンタルサーバーで契約する場合はこの”共有サーバー”であることがほとんどです。
メリットは、サーバーの管理や運用は全てレンタルサーバー業者が行ってくれるため、初心者でも容易にサーバーを利用することができる点です。
また最大のメリットとしては、1台のサーバーに対して複数のユーザーが料金を負担しているため一人当たりの値段が比較的安価になります。
一方デメリットは、複数のユーザーで共有しているため、例えばあるサイトがバズり、大量のアクセスが集中した場合には速度制限がかかることが挙げられます。
また自分の希望通りのサーバー運用をしたい場合にはサーバーの設定等を変更できないため自由度は高くありません。
但し、この点は専門的な知識が必要なため、初心者にとってはあまり関係のない部分となります。
専用サーバー
特定のユーザーが「1台のサーバーを専有して利用できるサービス」です。
希望する設定にカスタムすることができるため、自由度は高いです。
また専用であるために共有サーバーと比べてスペック(性能)が高く、仮に誰か一人のサイトがアクセス過多に陥ったとしてもその影響を受けることはありません。
一方で、サーバーの設定や運用は自分自身で行う必要があり、専門的な知識もさることながら、当然専用となるので、コストが高くなります。
VPS(仮想専用サーバー)
簡単に言ってしまうと、「共用サーバーと専用サーバーが合わさったようなサービス」です。
1台のサーバーを複数人で共有する点は共用サーバーと同じですが、1台のサーバーの中でユーザーごとに領域を区切る(仮想化)ため、設定や運用などをカスタムする事ができ、専用サーバーの側面も併せ持ちます。
但し、サーバーの設定などは全て自分自身で行う必要があるため、共有サーバーの側面を併せ持つとしても初心者にはハードルが高くなります。
また価格帯も共有サーバーの方が安い傾向にあるため、アフィリエイトにおいて言えばVPSはまだまだ浸透してきていないのが現状です。
クラウドサーバー
最近では最も新しいサーバーの形になります。
”クラウド”という言葉自体は既に周知となってきており、イメージは沸きやすいと思います。
一般的にクラウド上にある仮想サーバーのことを指し、オンライン環境とアカウントさえあれば、「誰でも、どこにいてもサーバーにアクセスする」ことができます。
例えばアフィリエイトで言えば、複数人で同じサイトを作成・運営している場合には非常に使い勝手の良いサーバーとなります。
またクラウド上に置いたデータはインターネット経由で簡単にアクセスすることが出来るため、柔軟に利用するスペック(性能)や機能を追加したり減らしたりすることができます。
但し、「誰でも簡単にアクセスできる」ということは裏を返せば、セキュリティ面での不安は残るため、情報漏洩のリスクは必ず理解しておく必要があり、まだまだ課題の残るサーバーでもあります。
⇒アフィリエイト向けWordPressおすすめテーマ8選と選び方
レンタルサーバーの選び方
アフィリエイト向けのレンタルサーバーの選び方として、以下8つのポイントを押さえておく必要があります。
- 料金
- サービス
- 容量
- CPUとメモリ
- サーバー安定性と稼働率(重要)
- 速度(重要)
- データベース・MySQL(重要)
- SSL対応(重要)
この中には今後アフィリエイトをしていく上で「最低限知っておかなければならない知識」も含まれていますので、しっかりと理解するようにしてください。
特に”重要”の項目はレンタルサーバー選び、強いてはアフィリエイトにおいて必ず押さえておかなければならないポイントとなります。
料金
これからアフィリエイトを始める初心者の方にとって、おそらく最も気になる項目だと思います。
まずレンタルサーバー代はアフィリエイトをする上では”固定費”と考えてください。
そして、その固定費の一般的な金額は以下の通りです。
- 月額:1,000〜2,000円
- 年間:10,000〜15,000円
中には後述でもご紹介する”ロリポップ”や”さくらのレンタルサーバ”は月額500円程度で始めることもできますが、正直に言ってレンタルサーバーの料金はピンキリです。
また選ぶプランによっても料金は大きく変動します。
そのため、料金もレンタルサーバーの選び方の一つではありますが、どちらかと言うとスペックや機能などを見極め、「自分に合ったレンタルサーバーを選ぶことが大切になります。
なお後述でご紹介するレンタルサーバーはどれも初心者におすすめのものを厳選しているので、迷ったらその中から自分に合うものを選んでみてください。
サービス
サービスと言ってもイメージが湧かないと思いますので、少し例を出しておきます。
例えば、レンタルサーバーを利用する上で設定方法などで疑問が出てくることも多々あります。”ネットで調べる”と言う手段もありますが、中には謝った情報が含まれていたり、情報自体が古い場合もあります。
そんな時に、サービスと言うよりはサポートの一貫として”電話対応”しているレンタルサーバーもあれば、”メールやチャット”でのやりとりに限定しているレンタルサーバーもあります。
また、”レンタルサーバー移転代行サービス”を実施しているレンタルサーバーもあります。
仮に選んだレンタルサーバーから違うレンタルサーバーに切り替えたい場合、”レンタルサーバー移転代行サービス”を利用することで、サーバー移転の知識がなくても安心して移転することができるのはメリットの一つと言えます。
他には”自動バックアップ機能”もサービスの一つとして挙げられます。
万が一、WordPress内の記事やデータが消滅した場合には、頭が真っ白になるのは容易に想像が付きます。
”自動バックアップ機能”があれば、失ったデータを復元できる可能性もあり、利用者にとっては安心感を持てるサービスの一つです。
※”レンタルサーバー移転代行”や”自動バックアップ機能の復元”はレンタルサーバーによって費用が発生する場合もあります。
容量
レンタルサーバーにおける容量というのは、「サーバー上に置いておける情報量」のことを指しています。
実はサイトやページ(記事)を作成すること自体では、この容量はあまり使いません。
最も容量を使用するのが、”画像”や”動画”などの素材です。
当然、画質やサイズによって変わりますが、一般的なアフィリエイトサイトでは5~10GBで十分とされています。
参考までに単位と使用量の目安を記載しておきます。
- 1GB=1,000MB
- 1MB=1,000KB
- 1ページ(記事)当たり:10KB
- 画像1枚当たり:200KB
但し、最近ではYouTube動画を上げたりするケースも多くなってきているため、もう少し余裕のある容量のレンタルサーバーあるいはプランを選択しておくことが無難と言えます。
ちなみに、サーバーの使用容量(仮に10GBをMAXで利用していた場合)によって、WEBページの表示速度が遅くなることはありません。
どちらかと言うと、上述したように”画像”や”動画”などWEBページを表示するために読み込むデータ量が多い場合の影響が大きく、表示速度が遅くなる可能性はあります。
CPUとメモリ
パソコンに詳しい方なら当然の知識になりますが、レンタルサーバーにおいてもCPUとメモリという項目があります。
CPUはサーバーの頭脳にあたり、処理能力を決定づける部分です。
例えば、IntelのXeonやPentium M、Core 2 Quad、Xeon Quadなどを利用しているレンタルサーバーは多いです。
基本的には「コア2」「コア4」とコア数が大きいほど、処理能力が速くなります。
メモリはCPUが処理を実行するための作業スペースのことです。
当然、作業スペースが広ければ広いほど多くの作業を同時に行うことができるため、メモリが大きい方がスペックは高くなる傾向にあります。
アフィリエイトをする以上、WordPressの利用はほぼ必須となりますが、WordPressの操作性もこれにより大きく変わることもあります。
例えば、記事投稿ボタンを押してもなかなか投稿されないなどは良くあるケースです。
サーバー安定性と稼働率 重要
特に押さえておきたいポイントの一つになります。
実は”サーバー安定性”と”稼働率”は非常に関連性が高いです。
そもそも稼働率というのは、「一定期間内において故障が発生しない確率」のことです。
つまり「故障しない=安定性が高い」と言えます。
例えば、”稼働率99.99%”を謳っているレンタルサーバーは多く、利用者が最も多いエックスサーバーもその一つです。
稼働率99.99%ということは、故障がほぼなくサイト運営において”最高級の安定性”と利用者にとっては”最大の安心感”を提供してくれます。
また、この”稼働率”はアフィリエイトにおいて非常に重要な要素でもあります。
仮にサーバーが故障や何らかのトラブル(天災など)により正常に稼働しなくなった場合、見に来てくれたユーザーが一定期間アクセスできなくなります。
するとアフィリエイターにとってはそれが収益に直結してしまいます。せっかく閲覧しにきてくれたユーザーがいて、そのユーザーが購入などの購買行動をとってくれていた可能性があるわけです。
安定性の高いサーバーを選ぶということは、それだけで”閲覧者”にとっても”利用者”にとっても安心感を与えるものになります。
速度 重要
ここで言う速度というのは”表示速度”のことを指しています。
サイトにアクセスしてから「サイトが表示されるまでにかかる時間」です。
「ページがなかなか開かない、次のページに進まない」と言う経験は誰しもが一度はあるのではないでしょうか。
”表示速度が遅い”と言うことは、見に来てくれたユーザーにとってストレスとなり、最終的に”ページからの離脱”に繋がります。
今の時代、ページ展開の速度というのは非常に大切で、遅いサイトはまず見られません。
仮に見られたとしてもすぐに”離脱”に繋がってしまい、結果的にアフィリエイターにとっての収益をみすみす逃すことになってしまいます。
実はこの”表示速度”はウェブサーバーソフトが大きく関わってきます。
現在、レンタルサーバーで利用されているソフトは以下が一般的です。
- Apache(アパッチ)
- nginx(エンジンエックス)
- LiteSpeed(ライトスピード)
”Apache”と”nginx”は最も利用しているレンタルサーバーが多く、一方で”LiteSpeed”は最も新しく、現時点では”最も速い”とされています。
今後の流れとして、おそらく多くのレンタルサーバーが”LiteSpeed”の導入を進める、あるいはそれ以上のソフトが出るまで待つスタンスになってくると言われています。
ちなみに後述でご紹介するロリポップはこの”LiteSpeed”を最近導入しています。
正直ソフトまで覚える必要はありませんが、レンタルサーバーを選ぶ上では可能な限り ”LiteSpeed”を選択すると言う程度で問題ありません。
データベース・MySQL 重要
データベースとは、”データを永続化させるシステム”のことです。
例えばFacebookやTwitterなどのSNSがわかりやすいかもしれません。
過去に投稿やツイートした文章は後から何度でも振り返ることができます。
それは投稿した内容を自動的にデータベースに保存することで、その内容を消失させずに後から任意のタイミングで取り出すことができるからです。
そしてデータベースにおいて世界で最も使われているのが”MySQL”というソフトウェアです。
アフィリエイトを始める上でほぼWordPressを利用することになりますが、このWordPressのデータベースとしてMySQLの使用が基本となっています。
そのためWordPressを利用する上では、必ず”MySQL”に対応しているレンタルサーバーを選ぶことが必要になってきます。
レンタルサーバーのプランによっては”MySQL非対応”の場合もあるので注意してください。
ちなみにMySQLは「一つのWordPressに対して一つのMySQL」となっています。
例えば、将来的に複数のサイトを運営したい場合には、複数のMySQLが持てるレンタルサーバーあるいはプランを予め選んでおく必要があります。
SSL対応 重要
アフィリエイトサイトに限らずサイト運営において、このSSL対応は必須となっています。
SSLとは”Secure Sockets Layer”の略で、ネット上におけるブラウザとサーバー間でのデータの通信を暗号化し、送受信させる仕組みのことと定義されています。
正直この定義は覚える必要はありません。
以下に具体例を出して解説するので、そちらを理解してください。
まずSSL対応・SSL非対応を見てみましょう。
SSL対応されているサイトは「http」ではなく「https」と鍵マークが付与されます。
自分のサイトをSSL対応させることで、個人情報や、ショッピングの決済に必要なクレジットカード情報、ログインに必要なID・パスワードを、悪意ある第三者(ハッカーなど)による盗聴を防いだり、送信される重要な情報の改ざんを防ぐ役割を持っています。
つまり、サイトを訪れたユーザーに対して「このサイトは安全です!」と促すことに繋がり、サイト運営における信用性を高める重要なポイントです。
なお、アフィリエイトをする上で必ず戦うことになるGoogleは、一般ユーザーに対して、如何に「安心して、なおかつどれだけ有意義な情報を与えられるか」ということを重視しています。
そのため、アフィリエイトをしていく上でこのSSL対応は今や必須の情勢となっており、SSL非対応のサイトは検索結果で不利になる傾向が年々強まってきています。
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アフィリエイト初心者おすすめレンタルサーバー5選
実際にアフィリエイトをこれから始める予定の初心者向けに厳選したおすすめのレンタルサーバーを5社ご紹介していきたいと思います。
なお早見表は以下となります。
ConoHa | ロリポップ | さくらの レンタルサーバ |
カゴヤ・ジャパン | エックスサーバー | |
プラン | WINGパック | ハイスピード | スタンダード | S12 | X10 |
初期費用 | 無料 | 3,000円 | 無料 | 1,048円 | 無料 |
料金 | 872円 | 825円 | 524円 | 880円 | 1,100円 |
容量 | 300GB | 320GB | 160GB | 120GB | 200GB |
転送量 | 900GB/月 | 900GB | 100GB/日 | 100GB/日 | 150GB/日 |
SSL対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
バックアップ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
MySQL | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 50 | 無制限 |
サポート | TEL・メール・チャット | TEL・メール | TEL・メール・チャット | TEL・メール・チャット | TEL・メール・チャット |
※2021年度。料金は12ヶ月契約時。全て税込表示。
ConoHa
おすすめプラン | WINGパック |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 872円 |
容量・転送量 | 300GB・900GB/日 |
MySQL | 無制限 |
SSL対応 | 無料対応 |
ページ表示速度 | ★★★★☆ |
サーバースペック | |
初心者おすすめ度 |
GMOインターネット株式会社が2018年にサービスを開始した、まだ新しいレンタルサーバーです。
後発組と言うこともあり、他のレンタルサーバーを凌ぐスペックと低価格を実現したことで、初心者に人気となり今最も波に乗っているレンタルサーバーの一つです。
特徴
- 低価格かつ高速化を実現
- 契約期間中はドメインが無料
- 後発組のため、サービスが充実している
- かんたんセットアップが初心者に最適
メリット
- かんたんセットアップが秀逸
- 無料SSL対応
- 表示速度が速い
- バックアップ復元が無料
- 契約中のドメイン代が無料
デメリット
- まだ新しく実績は少ない
ロリポップ
おすすめプラン | ハイスピード |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 825円 |
容量・転送量 | 320GB・900GB/日 |
MySQL | 無制限 |
SSL対応 | 無料対応 |
ページ表示速度 | ★★★★☆ |
サーバースペック | |
初心者おすすめ度 |
大手であるGMOペパボが運営する初心者に優しいレンタルサーバーです。
他のレンタルサーバーに比べ格安でありながら、おすすめプランの「ハイスピード」は最近になり”Lite Speed”を導入したことで、表示速度の高速化を実現しています。
また以前は初期費用が発生していましたが、競争力を高めるために無料にするなど自助努力を惜しまないスタイルが人気となっています。
特徴
- ”LiteSpeed”を導入
- 安心のサポート体制
- 低価格かつ高スペック
- 契約期間中はドメインが無料
メリット
- ”LiteSpeed”を格安で利用できる
- 価格が安く設定されている
- WordPress簡単インストール機能
- 多様なサポート体制
デメリット
- バックアップ復元は月額300円
- ハイスピードプラン以外は初期費用が発生する
さくらのレンタルサーバ
おすすめプラン | スタンダード |
初期費用 | 1,048円 |
月額料金 | 524円 |
容量・転送量 | 160GB・100GB/日 |
MySQL | 50個 |
SSL対応 | 無料対応 |
ページ表示速度 | ★★☆☆☆ |
サーバースペック | |
初心者おすすめ度 |
さくらインターネット株式会社が運営する老舗のレンタルサーバーの一つです。
昔から低価格を売りにしており、今現在でも初心者の加入率は非常に高く人気となっています。
特徴
- 業界最安値の価格水準
- 1999年サービス開始の老舗レンタルサーバー
- 安定したサイト運営に定評
メリット
- とにかく低価格重視
- 無料SSL対応
- WordPress簡単インストール機能
デメリット
- 初期費用が発生する
- 表示速度が遅い
- 独自ドメインは別で取得する必要がある
カゴヤ・ジャパン
おすすめプラン | S12 |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 880円 |
容量・転送量 | 120GB・100GB/日 |
MySQL | 有料オプション |
SSL対応 | 無料対応 |
ページ表示速度 | ★★★★☆ |
サーバースペック | |
初心者おすすめ度 |
カゴヤ・ジャパンは法人向けのサーバーを多く展開しています。
共有レンタルサーバー「S12」のプランはその中でも、どちらかというと個人利用向けとなっています。
法人向けがメインと言うこともあり、表示速度は高く、セキュリティ対策が万全となっています。
特徴
- 法人向けに特化している
- セキュリティー対策が万全
- 表示速度が高速
- サポート体制に定評がある
メリット
- 表示速度が速い
- セキュリティ対策が万全
- WordPress簡単インストール機能
- バックアップ復元が無料(10GB以上は有料)
デメリット
- トータルコストが高くなる傾向にある
- MySQLが有料(1GBごとに700円)
エックスサーバー
おすすめプラン | X10プラン |
初期費用 | 3,300円 |
月額料金 | 1,100円 |
容量・転送量 | 200GB・70GB/日 |
MySQL | 無制限 |
SSL対応 | 無料対応 |
ページ表示速度 | ★★★★★ |
サーバースペック | |
初心者おすすめ度 |
言わずと知れた国内最大手のレンタルサーバーであり、国内No1シェアの実績を持つ、鉄板レンタルサーバーの一角です。
運営を開始した2003年当時からサーバー速度に力を入れており、現在では”NVMe”という高速ストレージの使用や、”Xアクセラレーター”というPHP高速化機能を実装し、表示速度の高速化を実現しています。
特徴
- 24/365メール・TEL対応
- 稼働率99.99%で安定・高速稼働
- 個人向けレンタルサーバーの最大手
- SSL対応が無料
- 価格以上のスペック
メリット
- WordPress簡単インストール機能
- バックアップ復元無料
- 独自ドメイン設定が簡単
- 無料SSL対応
デメリット
- 初期費用が発生する
- 転送量が他のレンタルサーバーに比べやや少ない
まとめ
最後にご紹介した5つのレンタルサーバーは”どんな人におすすめか”をまとめて終わりたいと思います。
【ConoHa】
<こんな人におすすめ>
- WordPressやテーマ、ドメイン設定、SSL設定に不安な人
- すぐにサイト運営を始めたい人
- 初期費用を抑えつつ、高スペックなレンタルサーバーを利用したい人
【ロリポップ】
<こんな人におすすめ>
- 低価格でサイト高速化を実現したい人
- 初期費用をなるべく抑えたい人
【さくらのレンタルサーバ】
<こんな人におすすめ>
- とにかく価格重視でレンタルサーバーを選びたい人
- お試しでレンタルサーバーを利用したい人
- 簡易的なブログ運営で十分な人
【カゴヤ・ジャパン】
<こんな人におすすめ>
- 小規模企業でコーポレートサイトを作成予定の人
- セキュリティーを重要視したい人
【エックスサーバー】
<こんな人におすすめ>
- とにかく鉄板のレンタルサーバーを選びたい人
- 安定したサイト運営を行いたい人
- 長期的に同じレンタルサーバーを使い続けたい人
レンタルサーバーは非常に種類も多く、各社特徴なども異なるため初心者の方にとって一番最初に頭を抱える部分です。
ですが、当記事で解説した”レンタルサーバーの選び方”のポイントを押さえ、何を自分は最優先としているのかを明確にすることで、自ずとレンタルサーバーは絞られていきます。
レンタルサーバーは後から別のレンタルサーバーに移転することもできますが、無駄な費用や手間などの負担が大きいため、あまりおすすめはしません。
将来を見据え、変更はしない前提でしっかりと吟味した上でレンタルサーバー契約をして頂ければと思います。